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Engine runup

9月某日は、私が担当した学生の事業用操縦士実地試験でした。

航空法第73条の2の「機長の出発前の確認(気象、航空情報、W/B、Performance等)」、口述試験を終了しShip sideへ行き、Exterior check, Starting engine を終え、Company と Contact し Flight plan を確認。Chohu Fight ServiceからDeparture informationを貰い、所定のRunup checkの場所へ移動しました。

Magneto checkでLeftにMagnetoを切り替えたところDropが250rpmあり振動も発生しました。Max dropは175 rpmですから、明らかに制限値を超えています。Right magnetoは正常でした。

この現象は、業界用語でいう(多分)『被っている』と思われました。つまり、Engineを一定時間以上を低回転で作動させるとSpark plugに煤(すす)がついてEngine回転が正常でなくなります。通常はやや高回転で『焼いてやれば』(煤を燃やしてしまう)正常に戻ります。

学生は『焼くことなく』Rampに引き返しました。整備士達は通常ならEngineを『焼いて』様子を見るところですが、CAB実地試験ということで直ちに代替の飛行機を用意しその機の燃料は満タンなので要求通りの量に(余分な燃料を抜いて=De-gas)極めて迅速に調整して下さいました。

調布飛行場は、現在、17時以降の離着陸は出来ない(工事のため)のですが、実地試験はRJTF-RJSF-RJTFで行われ、復路の調布着陸は16:48でした。

調布離陸が後15分遅くなれば当日の実地試験は(着陸時間の関係で多分)中止となっていたはずで試験の再設定になっていました。

最初の機体は整備士の点検の結果やはり煤がたまっていて、剥がれた「すす」が運悪く?Spark plugのある部部に挟まってしまい当該Spar plugが正常に作動していませんでした。処置としてはPlugの清掃で終了です。

学生にとり、事業用操縦士を取得することはProfessional pilotとしての第一歩であり無事に終了したことは喜ばしい限りです。しかし、飛行を支えてくれる人達がいての結果であるということを決して忘れて欲しくありません。

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コメント 2

無責任一代男

連日の訓練ご苦労様です
プラグかぶりで離陸中止。調布では特に神経質になってるでしょうから、全開離陸中にとれるだろうと思ってもやめたのは正しい判断でしょうね。飛ぶ事を支えてくれる整備の人は忘れたらあきまへん。
旅客機になればなおの事、さっぱりわからない事だと思います。
福島空港はローパスですか。日本中飛び回っておられたoldfogy機長なら、ここ右に曲がるとアレがあると・・懐かしい気持ちになられたと想像してます。
いつまでもお元気で

by 無責任一代男 (2015-09-28 10:49) 

Oldfogy

福島では、2回Touch & go(180 Power off landingとShort field landing) を実施し調布へ帰ってきました。

帰りは時間が無く殆ど調布へのDirectに近い飛行経路で受験学生は楽だったと思います。

10月1日から土日を除いて15日まで仙台へ行き電子研のB350 King Airです。

Cessna 172S は180 HPですが、B350 は1発で1050 HPです。

楽しんできます。
by Oldfogy (2015-10-04 19:36) 

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