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訂正-MRJ

先日、MRJ は RNP AR approach が出来ないと書いたのは誤りでした。訂正します。ごめんなさい!

MRJ に は、(私も)日本の航空界のOBの一員として当然大きな期待をかけています。

調べるうちに、

・MRJ は Auto pilot systemは2系統装備される
・FMSはR & Collinsであり、Pro line 21 の計器表示System と組み合わされる

である事が解りました。ただ、Pro line 21と組み合わされるFMSはCRJ等に搭載されているFMSとは異なる型式(所謂、Business jet用)であるのが少し気がかりではあります。

RNP AR approacは、『(水平=Lateralと、垂直=Verticalの両Maneuverが組み合わされた進入方式であり、かつCurved approachが可能となります。代表例が熊本空港の東側(阿蘇山のふもと)からの曲線Baro-VNAV進入』です。

RNP AR approach は、FAAではSAAAR(Special Aircraft and Aircrew Authorization Required) と呼んでいましたが、ICAOの呼称であるRNP ARに変更されました。

つまり、RNP AR approachを行うには、航空機がRNP ARに適合することが求められています。

簡単に紹介すれば、RNP AR approach(RNP値0.3未満)に必要な航空機の要件は、

・2式のGNSS(GPS) sensor
・2式のFMS
・2式のAir Data System
・2式のAuto Pilot
・1式のIRU

となっています。

MRJはOptionを含んでこれらの機器は搭載されるので、規定された飛行性能(例えば、飛行時間の95%内で飛行誤差が0.3NMまたは未満を満足する等、FAA AC90-101A)を満足すれば機体要件としては運航可能となります。

ただ、Optionで機器を追加すれば当然機体取得費用は増加するのでOperatorがOption選択を行うか否かによりAR approachが ”出来る/出来ない” と言うことになります。

また、Aircrew authorization required なのでエアラインは、

『 航空機乗組員に対し RNP AR APCH 航行の初期訓練及び資格付与を行わなければならない。RNP AR APCH 航行の初期訓練において、操縦者が RNP AR APCH 航行を正確に理解し、実施できることを評価する

ための基準及び定期訓練において操縦者がRNP AR APCH 航行に係る知識及び技量維持の適切性を評価するための基準を設けなければならない。』とされています。

数年前までは、ILS等の精密進入が設定できなかった滑走路には非精密進入か目視進入しか出来ませんでしたが、近年、RNP ARは数多く導入が進んでいますが、航空機が追いついていません。

私の知る限りでRNP AR approachが実施可能は機体は現在B787とB737-800と理解しています。B777は?RNP ARはILSが設置できない滑走路への計器進入としても最も進んだ進入方式である=安全な進入が可能

となる=ので、MRJでもこの進入が一般的に可能となるよう期待しています。

MRJ は、2014年8月以来、1機も受注できない中、(初期投資の)赤字がドンドン膨らみ1,000億の資本も早晩増資が不可避(債務超過を避けるため)と言われています。トヨタも株主であるので安心はしていますが、初飛

行で大騒ぎするのも結構ですが、厳しい現実もキチンと報道して欲しいと思っています。
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コメント 1

無責任一代男

MRJ機体強度不足で納期また1年延期とか、設計からやり直しになったら、これは生きてるうちに乗る事が出来ないかもしれないなぁ。。
by 無責任一代男 (2015-12-27 17:06) 

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