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怖い話

読書が好きですが、いわば乱読です。

Retired pilotが自慢話を書き連ねた本を出すのは珍しくありませんが、唖然とした自費出版の『自叙伝?』を(頂いたので)読みました。

セカンド・オフィサー(航空機関士)時代、機長の審査飛行(夜間便)に乗務した時、機が最終進入中、機長も副操縦士も異常な低高度を飛行していたのに気がつかなかったとのこと。

チェッカー(会社査察操縦士)は疲れ果てて、ジャンプ・シートでぐったりし、当のご本人だけが気がつき、『低い』と叫んだことにより査察操縦士が『上昇しろ』と指示し危うく墜落を逃れたそうです。
飛行終了後、チェッカーがセカンド・オフィサーに『今日の審査をどうしようか?』と相談したそうで、ご本人は『私の任ではない』と答えたそうです。
ご立派!!!としか言いようがありません(チェッカーが機関士に相談するなんて事があり得るとは到底考えられませんが)。

また、ある飛行の強風下での着陸時、当人(副操縦士)は機長がスラスト・リバーサーの操作を『誤った』と思い、『(機長の)手を叩いて操作をやめさせ(機が滑走路から逸脱するのを防いだ)』とのこと。

これらの話がもし本当だとしたら「この会社」は恐ろしい航空会社だったのですね。規則を全く守らないパイロットやCockpit内の指揮権は滅茶苦茶だったということです。

自分の判断をことさら自慢することにより、彼が乗務した便の機長(たのクルー)を二重三重に貶めている事に気がつかないのが辟易とします。

最後まで読む気がしなくなり、途中で放り投げてしまいました。

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コメント 8

FD

長くなりますが、昔話を聞いて下さい。
とうじ私はRTCと言う仕事をしていたのですが、当日の
乗務コードを調べてみますと「チェックフライトにオブザーブ」と
なっていましたので、小さな鞄にルートマニュアルとヘッドセット
だけを入れて出社してみますと、何と私がPICだったのです。
チェッキーが左席でPF、PICの私が右席でPNF(PM)
そしてチェッカーはジャンプシート。
とうぜん当日のチェックフライトはキャンセルとなりました。
チェッキーに「ご免」と平謝りしましたが、訳の分からんフライト
をセットした会社も悪い。

そして数日後、同じ乗務コードが指定されていましたので
今度はちゃんとライセンスも持って出社しました。
しかしですね、誰が考えたか知らないけど、非常によろしくない
組み合わせだと分かったのでした。何故なら
右席の私が総責任者のPIC。私が危険を感じて手を出したら
チェッキーはアウト!しかし、手を出さなかったら危険な状態に
なるかもしれない場合、どこまで我慢できるか?が問題。
チェッカーとチェッキーの二人だけだったら、密室の出来事
として、誰にも分からない?

さすがに、この組み合わせは直ぐになくなりましたが。
誰がどんな思惑で考えたフライトなのか?今でも疑問です。

by FD (2016-06-17 15:14) 

FD

当時を思い返してみますと、RTC(Route Training Captain)ではなくて
REC(Route Evaluation Captain)だったことを思い出しました。

ホント、こんな馬鹿げた編成を考えたのは誰だったのか?

by FD (2016-06-18 07:59) 

Oldfogy

私が現役の頃はそういう組み合わせは無かったですね。

もう1つの会社は常時そういう組み合わせで審査を行っていたようです。FDさんのような組み合わせのPICはチェッカー(JS)でしたが、ある時から、チェッキ-がPICとなったので査察室では憤懣やるかたなかったと(自衛隊の)同期から聞きました。

編成を考えた奴は、SIMで訓練センターに行っても、駐車場代500w円をとるシステムを考えた輩と同じ脳みその構造だと思います。
by Oldfogy (2016-06-18 21:42) 

FD

チェッキーとチェッカーは色濃い関係で、右席の私は部外者、蚊帳の外
のような感覚になるのですが、私が総責任者PICなのです。
例えば、
揺れが続いているのにベルト・サインを点灯しない。
「この揺れでは、特に後部客席でのサービスは危険だろう」と思っても
チェッキーに言えないですよね。


by FD (2016-06-19 11:15) 

FD

チェッキーをPICにするというのは英断だと思いました。
実は私が以前から主張していたことでしたので。その時は「あり得ない」
と冷たく却下されていたのですが。

チェッカーから、「いくら好きなように飛ばしてくれ」と言われましても
しょせん責任を取れない身。PICに遠慮して萎縮したフライトに
なってしまいますよね。
「PICとしての、これが俺のフライトだ!十分に評価してくれ」と
言いたいではありませんか。

by FD (2016-06-19 21:04) 

Oldfogy

その通りです。

あり得ないとは理由にならない。説明責任を果たしていない(笑)C

heckeeは100%完全な資格を有する機長であり、Checkee=PICで何の問題もないし、外国の大手は殆どがそうです。

しかし、査察はどの会社も威張っているので、PICを取られる/取られたのが腹立たしかったのではと推測します。

失った、実利もあるようでした。外国のそれなりのホテルでは、PICの部屋をUpgradeしてくれるところがかなりあったそうです。その特典がなくなったのも理由だと(やはり同期から)聞きました。

私たちは、予約した料金の部屋が無い時以外しかPICのUpgradeは無かったですね~。

ただ、私のフライトに娘2人が着いてきた時のニューヨーク・グランド・セントラルでは、娘達のTwin roomがなく、最上階のSuite roomへUpgradeでした。

上層の2階はRoom Keyが特別で、一般のキーでそのフロアには行くことができません。娘から、1枚貰って行き来していました。

その部屋をドイツ人家族と2つに分けて使っていましたが、完全にドアの鍵と二重Doorで隔離され問題は全くありません。元もとのLivingにBedが2つ入っていましたが、ベッドを置いても、他のSpaceが日本の普通のホテルの倍くらいあり、会議室もありましたね。娘達は会議室を物置に使っていました。Bath roomも3倍くらいの広さでした。都知事が泊まった部屋はこんなものでしょう。
by Oldfogy (2016-06-20 08:41) 

FD

むかし泊まっていたシカゴのホテル。組合への苦情として「ロビーが
狭いのでホテルを替えろ」と言うのがありました。
部屋はもの凄く広かったので(キッチンもありました)私は好きでしたが。
ロビーで寝る訳ではないでしょうに、部屋が広いのが一番ですよね。

も一つ、馬鹿馬鹿しいフライトのことを。
RECがジャンプシートに同乗してフライトの評価をしろというのです。
チェックではありませんので、もちろん合否の判定などはありません。
フライトの目的を十分に広報してあればともかく、乗ってこられた方も
「こいつ何のために乗って来たんだ?目障りだ」となってしまいます。
私が「ここはFLCHよりVNAVを使った方が」などと言ったとしても、
「ハイそうですか」と言うはずもありませんし。
当然のごとく、直ぐに打ち切りになりましたが。

by FD (2016-06-20 13:11) 

oldfogy

A社以外の方へ。REC=Route Evaluation Captain。路線の運航を評価する役目です。A社はある意味、舛添さんよりせこいですね。RACにしろRECにしろ、Route instructorにすると教官手当てを払わないといけないので、こんな名前で経費をケチっていました。

『組合への苦情として「ロビーが狭いのでホテルを替えろ」と言うのがありました。』→阿呆な乗員も沢山いたのも事実です。今でも多分いるでしょう。
by oldfogy (2016-06-23 15:45) 

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